審美眼を鍛えよう

骨董品とは、古くから伝わる美術的価値や希少価値が高い美術品や工芸品の総称です。その中には絵画やアンティーク食器、茶道具や華道具などさまざまなものがあります。骨董品は、その骨董品に費やされた職人や作家の技術を楽しむものです。長い年月を経てなお愛される骨董品は、作り手の技術が込められています。

このような骨董品の価値を見極めるポイントには、どのようなものがあるのでしょうか。まず一番のポイントは、その骨董品の「古さ」です。古い時代に作られた骨董品であればあるほど、高い値段が付きやすくなります。また、このような古い骨董品の保存状態が良い場合には、さらに高く評価されます。

また、骨董品の希少価値の高さも、骨董品の価値を決める重要なポイントとなります。その骨董品が量産されたもののうちのひとつである場合より、作家が作った一点物の骨董品の場合のほうが、希少価値が高いため量産品よりも価値を持つものとされます。